見出し・段落ブロック

ブログの「見出し」と「段落」は、読者にとって非常に重要な役割を果たします。

「見出し」や「段落」を工夫することで、文章が読みやすくなり、ブログの内容をスムーズに理解してもらえるようになります。

また、適切な「見出し」が使われているブログは、検索エンジンの順位にも影響を与えるため、SEO対策としてもメリットがあると言えます。

ぜひ「見出し」「段落」ブロックを上手に使い、見やすいブログを作成してみましょう。

見出しと段落の違い

「見出し」と「段落」には、それぞれ役割があります。

見出しの役割

「見出し」とは、記事の内容が一見で分かるように、文章の前に示す簡単な言葉のことで、いわゆる各章のタイトルのことです。

見出し(heading、headline)とは、記事や文章において、内容の要点を非常に短い言葉にまとめ、本文より大きな字で最初に置く言葉。

見出し - Wikipedia


見出しには、ブログ全体の構造を整理し、読者に内容をスムーズに理解してもらう役割があります。

見出しが集まると「目次」となり、ブログ全体に何が書かれているのかを把握することができます。適切な見出しを使用することで、読者は関心を持つ部分を素早く見つけることができます。

また、「見出し」は、検索エンジン(GoogleやYahoo!など)の検索順位にも影響するため、SEO(検索エンジン最適化)対策としても非常に重要な要素と言えます。

見出しを使用すると、新しいセクションやサブセクションを紹介したり、テキストを分割したり、コンテンツをまとめたり、目次を自動で生成したりできます。見出しはコンテンツを整理および構造化して、訪問者だけでなく検索エンジンにも読み取りやすくします。

見出しブロック - wordpress.com

段落の役割

「段落」とは、ブログ記事の文章ごとのブロックです。

「段落」とは、文章において、見やすくまとめられた文のまとまり。
日本語の縦書きでは、段落の始めに行頭が1文字の字下げをするので「段落」という言葉が生まれた。
パラグラフ(paragraph)ともいう。段落を表す記号として、段落記号(¶)がある。

段落 - Wikipedia

段落は、文章を構成する基本的な単位で、ブログ記事の内容を適切に整理する役割を果たします。

長い文章を区切らずに1つの段落に全てまとめてしまうと、読者は非常に読みにくくなります。適切な長さの段落をうまく使い分けることで、全体が見やすくなりスムーズに文章を読むことができます。

「文字だらけ」で「読みにくい」ブログにならないよう、段落を上手く使ってみましょう。


見出しの種類


見出しには「H1〜H6」と6つの種類がありますが、中でも特に重要なのが「H1(見出し1)」です。
H1は「大見出し」とも呼ばれており、主にブログ記事のタイトルに用います。

WordPress では、ページや投稿の「タイトル」に H1が自動的に割り当てられます。

「H1」は読者だけでなく、検索エンジン(GoogleやYahoo!など)に対しても、ページの内容を伝える非常に重要な役割を果たします。
SEO対策にも有効なため、ブログ記事の内容に関するキーワードを含めた、簡潔で分かりやすいタイトルをつけるようにしましょう。


見出しの使い方

見出しは、適切に使うことでページの内容を分かりやすく伝えることができます。

デザインや好みで乱雑に使うのではなく、H1から順番に、H2>H3>H4…と正しい階層構造で設置する必要があります。本の章と同じように考えると分かりやすいでしょう。

WordPress ではタイトルが自動的にH1となるため、ページの最初の見出しはH2を設置することになります。
文中では、H2が最も大きな見出しとなります。

見出しに適切なキーワードを含めることで、検索結果でも上位に表示されやすくなります。
20〜30字程度の文字数で、分かりやすく端的な表現にしましょう。

段落の使い方

ブログの内容を読者にわかりやすく伝えるためには、「段落」を上手く使うことも大切です。
1つの段落に、全ての内容を長い文章で続けてしまうと、非常に読みにくいブログになります。

また、段落に加えて「改行」を使うことで、より読みやすい文章になります。

ワードプレス(WordPress)においての「段落」と「改行」の違いについて、以下のように理解すると使い分けがしやすくなります。

  • 改行
    行間を空けずに行を変えることです。文章に小さな区切りをつけ、すぐ次の行に移ります。
    改行をする場合には、改行したい位置にカーソルを合わせ、ShiftキーとEnterキーを同時に押します。
  • 段落
    広い行間をとって行を変えることです。文章に大きな区切りをつけ、1行分のスペース(空白)をとって段落が分かれます。
    段落を分けたい場所にカーソルを合わせ、Enterキーを押します。

段落は、1つの段落につき、1つの話題をまとめるようにしましょう。
基本的には、4〜5行以内でまとめると読みやすくなります。

特に、スマートフォンでは1行あたりの表示文字数が少ないため、段落や改行を上手く使うことで圧迫感が少なくなり、読みやすいブログになります。

適切な長さの段落と改行を使い、読みやすいブログを作成するようにしましょう。