ブロックエディタについて
ブロックエディタとは、WordPress(ワードプレス)に標準搭載されている編集機能のことです。
“ブロックエディタについて”
参照▶️ https://wordpress.org/documentation/article/wordpress-block-editor/
※WordPress 5.0 のリリース後、標準のエディタ(編集機能)として新たに採用され「Gutenberg(グーテンベルク)」とも呼ばれています。
「エディタ」とは、ブログなどを書くときに使う編集ソフトのことで、「ブロックエディタ」は、文章の段落や画像・動画などのコンテンツを個別の「ブロック」という単位で管理するエディタです。
以前は「クラシックエディタ」というバージョンもありましたが、現在は「ブロックエディタ」が主流になっています。
ブロックエディタは、機能も使い勝手も非常に優れており、多くのユーザーに好評です。
通常、Webサイトを作成する際には、HTMLやCSSといった言語などの知識が必要になりますが、
ブロックエディタでは、そういった専門知識がない初心者でも、文字や画像の大きさを調整したり、位置やレイアウトの変更が簡単に出来る、という点が大きな特徴です。
リリース以降、改良や機能追加が行われ、現在も改善が進んでいます。
ブロックエディタの画面を開く
初めてブロックエディタを開くと「ウェルカムガイド」が表示されます。
閉じた後にもう一度確認したい場合は、右上の「︙」から「ウェルカムガイド」を選択すると再び表示されます。
ブロックエディタの画面の見方
ブロックエディタの画面は、大きく分けて3つのエリアに分かれています。
- 「執筆エリア」
→ 文章を書いたり、各ブロックを追加する場所 - 「設定サイドバー」
→ 各ブロックの細かい設定、投稿の公開に関する詳細の設定 - 「ヘッダーメニューバー」
→ ブロックの追加、元に戻す、下書き保存・公開、プレビューなど
ブロックの種類
ブロックの種類は、たくさんあります。
上記③「ヘッダーメニューバー」の左上「+」をクリックすると、ブロックの一覧が表示されます。
ブロックの種類は、以下のように分類されています。
- テキスト
- メディア
- デザイン
- ウィジェット
- テーマ
- 埋め込み
それぞれのブロックごとに、様々な機能があります。
1. テキスト
テキストは「段落」や「見出し」など、文章を書く際に必要なブロックの種類です。
2. メディア
メディアは「画像」や「動画」などを挿入する際に使うブロックです。
3. デザイン
デザインは「ボタン」を設置したり、スペースを区切ったり、余白を設けたりなど、主にページを装飾する際に使うブロックです。
4. ウィジェット
ウィジェットは、記事のアーカイブやカテゴリ一覧、コメント、ソーシャルアイコンなどを設置することができるブロックです。
“ Widget(ウィジェット)とは ”
参照▶️ Widget - 用語
Widgetとは、デスクトップ上で特定の機能を実行するための簡易的なアプリケーションの総称である。
5. テーマ
テーマは、Webサイト全体に関連する情報を設置する際に使うブロックです。
(個々のブログ記事で設置する事はほとんどなく、Webサイト全体を作成する際に使います。)
ブログ記事の作成においては、あまり頻繁に使うブロックはないので、詳細は省きます。
6. 埋め込み
埋め込みは、外部の情報を記事に埋め込んで表示することができるブロックです。
例えば、ブログ記事の途中に、紹介したい X (Twitter)やYouTubeといったSNSなどの情報があった際に、それをブログ内に表示させることができる機能です。