【初心者向け3】AIお絵描き実践編!ConoHa AI CanvasでAUTOMATIC1111を動かしてみよう!


前回の記事では、Stable Diffusionと、それを簡単に操作できる「AUTOMATIC1111's Stable Diffusion Web UI」についてご紹介しました。

「さあ、実際にAIでお絵描きしてみたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか?

今回は、高性能なパソコンがなくても、手軽にAIお絵描きを始められるクラウドサービス「ConoHa AI Canvas」を使って、AUTOMATIC1111を動かす方法を、画像なしでも分かりやすいように、一から順番に解説していきます!

ConoHa AI Canvasについての解説はこちら
ブログ_Stable Diffusion_Automatic1111
「【深掘り解説】ConoHa AI Canvasって何?AIお絵描きをもっと身近にするクラウドサービス!」

なぜ「ConoHa AI Canvas」を使うの?

AUTOMATIC1111を自分のパソコンにインストールする場合、高性能なグラフィックボード(GPU)が必要で、設定も少し複雑です。しかし、ConoHa AI Canvasのようなクラウドサービスを使えば、

  • 高性能なGPUを気にせず使える: ConoHaのサーバー側で処理してくれるため、あなたのPCスペックは問いません。
  • 環境構築が簡単: 面倒なインストール作業や設定がほとんど不要です。
  • 使いたい時だけ使える: 従量課金制なので、必要な時間だけ利用できます。

といったメリットがあります。まずは手軽にAIお絵描きを体験してみたい方に、ぴったりのサービスです。

※注意点:ConoHa AI Canvasは有料サービスです。利用時間に応じた料金が発生しますので、ご注意ください。

ConoHa AI CanvasでAUTOMATIC1111(Web UI)を動かす手順

それでは、早速ConoHa AI Canvasを使ってAIお絵描きを始めてみましょう!

ステップ1:ConoHaアカウントの作成とログイン

  1. ConoHa公式サイトへアクセス: まずは、ConoHaの公式サイトにアクセスします。
  2. アカウント作成またはログイン: もしConoHaアカウントを持っていない場合は、「お申し込み」や「新規登録」のボタンからアカウントを作成します。メールアドレスとパスワードを設定し、指示に従って登録を進めましょう。 すでにアカウントを持っている場合は、ログインします。
  3. 電話認証・本人確認(初回のみ): 初回利用時や一部のサービスでは、電話番号による認証や本人確認が求められる場合があります。画面の指示に従って手続きを進めてください。

ステップ2:ConoHa AI Canvasの申し込み

  1. ConoHaコントロールパネルへ移動: ログイン後、ConoHaのユーザー管理画面(コントロールパネル)に移動します。
  2. 「AI Canvas」を選択: 左側のメニューや上部のタブなどから、「AI Canvas」またはそれに類する項目を探してクリックします。
  3. プランの選択: AI Canvasのページに移動したら、利用するプランを選択します。一般的には、最初はお試しとして、利用時間が短い(時間課金制)プランや、比較的安価なプランから始めるのがおすすめです。 「Stable Diffusion」や「WebUI」といった記載があるプランを選びましょう。
  4. 「申し込み」または「作成」をクリック: 選択したプランでAI Canvasのインスタンス(AIを動かす環境)を申し込みます。

ステップ3:インスタンスの起動とWeb UIへのアクセス

ConoHa AI Canvasを申し込むと、Stable Diffusion Web UIがすぐに使える状態の環境が自動的に用意されます。

  1. インスタンスの一覧画面へ: 申し込みが完了すると、AI Canvasのコントロールパネルに、作成したインスタンスが表示されます。インスタンスが「稼働中」や「利用可能」といったステータスになっていることを確認してください。

2. 「Web UI」へのリンクをクリック: インスタンスの詳細画面や、一覧画面に「Web UI」や「Stable Diffusion Web UIへアクセス」といったリンクがあるはずです。このリンクをクリックします。

3. パスワードの入力(もしあれば): セキュリティのために、Web UIにアクセスする際にパスワードの入力を求められる場合があります。ConoHaのコントロールパネル上でパスワードが表示されているか、自分で設定したパスワードを入力してください。

    ステップ4:AUTOMATIC1111(Web UI)を操作してみよう!

    おめでとうございます!これでAUTOMATIC1111のWeb UIの画面が表示されるはずです。

    基本的な使い方は、前回のブログでご紹介した通りです。

    • Prompt(プロンプト):近未来で幻想的な都市風景」や「猫の宇宙飛行士」など、生成したい画像の指示を英語で入力します。
    • Negative Prompt(ネガティブプロンプト): 「これはいらない」という要素を入力します。
    • Generate(生成)ボタン: 各種設定を確認したら、このボタンをクリックして画像を生成します。

    まずは、簡単なプロンプトで画像を生成してみて、AIがどんな絵を描いてくれるか試してみましょう。

    停止を忘れずに!

    ConoHa AI Canvasのような従量課金制のサービスは、利用していない時も起動したままにしていると料金が発生し続ける可能性があります。

    AIお絵描きが終わったら、必ずConoHaのコントロールパネルに戻り、作成したインスタンスを「停止」または「削除」するようにしてください。特に、長時間使わない場合は「停止」を忘れずに行いましょう。

    まとめ:手軽にAIお絵描きを楽しもう!

    ConoHa AI Canvasを使えば、高性能なPCがなくても、数ステップでAUTOMATIC1111のWeb UIを使い始めることができます。

    最初は戸惑うかもしれませんが、プロンプトを工夫したり、設定を少しずつ変えてみたりすることで、きっとあなたのイメージ通りの素敵な画像を生成できるようになります。

    ぜひ、ConoHa AI Canvasを使って、あなたもAIお絵描きの世界に飛び込んでみてくださいね!