手順②-2: WP Mail SMTPプラグインの設定(Gメールを使っている場合)

WP Mail SMTPプラグインのインストール

WordPressの管理画面からWP Mail SMTPプラグインのインストール&有効化します。

左のメニューバーにWP Mail SMTPが追加されるので、そこから[設定]を選択します。

WP Mail SMTPプラグインの設定(1)

事前に、ブラウザの別のタブで送信に使うGメール(Googleアカウント)にログインしておきます。
WP Mail SMTPプラグインの設定画面で、次の項目を設定します。

項目設定内容
送信メールアドレス差出人として利用する自身のメールアドレスを入力
フォーム名差出人の名前(自身の企業名やサイト名)を入力
返信先配信不能メール(または返信メール)の送信先なので、チェックを入力
メーラー[Google / Gmail]を選択

[保存して続行]をクリックすると、ポップアップで英語表記の確認画面が表示されるので、[I Understand, Continue]をクリックします。

クライアントID、クライアントシークレットの入力画面が表示されるので、Googleアカウント側で設定を行い、必要な情報を取得します(このタブはそのままにして、Googleアカウントにログインしているタブに切り替えます)。

必要情報の取得及び設定

WP  Mail SMTPプラグインの画面に表示されていた[クライアントID]、[クライアントシークレット]を取得するため、Googleアカウントで設定を行います。
(※ [クライアントID]、[クライアントシークレット]は、プラグインがGmailを利用するためのID、パスワードのようなものです。)

まず、Googleアカウント側のタブでGoogle Clud Platformを開きます。

[利用規約]の同意にチェックを入れ、[居住国]を洗濯して[同意して続行]をクリックします。

しばらくすると[APIは有効になっています]という内容が表示されるので、[認証情報に進む]をクリックします。

認証情報の作成画面に切り替わったら、[アクセスするデータの種類]から[ユーザーデータ]を選択して[次へ]をクリックします。

[アプリ情報の入力]に切り替わるので、[アプリ名]入力欄には任意の名前を設定します。
(ここでは、一例として”WordPress”とします。)

ユーザーサポートメール欄のプルダウンをクリックし、Gmailアドレスを選択します。
その下にある[アプリのロゴ]は何も設定せず、[デベロッパーの連絡先情報]は同じGmailアドレスを入力し、[保存して次へ]をクリックします。

次のスコープに関する設定欄は全て省略できるので何も設定せず[保存して次へ]をクリックします。

続いて[OAuthクライアントID]欄の[アプリケーションの種類]をクリックし、[ウェブアプリケーション]を選択します。
選択後、ここでも名前の入力が必要になるので、アプリ名と同じ名前を入力します。

さらに下にスクロールし、[認証済みのJavaScript生成元]はスキップし、その次にある[承認済みのリダイレクトURL]欄の[URIを追加]をクリックします。

表示された入力欄に”https://connect.wpmailsmtp.com/google/”と入力します。
(※ WP Mail SMTP設定画面の[Authorized Redirect URI]欄にも同じ内容が表示されています。)

[作成]をクリック後、その下に表示されている[完了]をクリックします。

[クライアントID]が表示されるますが、ここでは何もせずに[完了]をクリックします。

画面が切り替わるので、左側メニュー内の[OAuth同意画面]をクリックします。

公開ステータスという項目が[テスト]になっているので、[アプリを公開]をクリックします。

ポップアップで[本番環境にpushしますか?Googleアカウントを持つすべてのユーザーがアプリを使用できるようにします。]と表示されますが、気にせず[確認]をクリックします。
(※ 実際に使用できるのはこのGoogleアカウントと設定を行うWordPressだけです。)

[確認]ボタンをクリック後、公開ステータスがテストから本番環境へ移行します。

次に、画面左のメニューから[認証情報]をクリックします。

移動した先の画面右側に[クライアントID]と[クライアントシークレット]がそれぞれ表示されるので、メモ帳などに控えておきます。
(※移動先が別画面(OAuth2.0クライアントIDなどが表示される一覧画面)になる場合は、OAuth2.0クライアントID内のアプリ名をクリックすると、[クライアントID]と[クライアントシークレット]が確認できます。)

WP Mail SMTPプラグインの設定(2)

WP Mail SMTPの設定画面に戻り、[クライアントID]と[クライアントシークレット]をそれぞれの入力欄に入力し、[Googleと連携]ボタンをクリックします。

アカウント確認画面が表示されるので、該当するアカウント([クライアントID]、[クライアントシークレット]を取得したアカウント)を選択します。

「このアプリはGoogleで確認されていません」という警告画面が表示されますが、左下の[詳細]をクリックし、[wpmailsmtp.com(安全ではないページ)に移行]をクリックします。

アカウントへのアクセス許可を求める画面に切り替わるので、チェックボタンにチェックを入れ、下に表示されている[Continue]をクリックします。

これでプラグインの設定は完了です。

画面下にある[Close and exit the Setup Wizard]をクリックし、WordPressの管理画面に戻ります。

テストメールの送信

WP Mail SMTPプラグインの設定画面で、[ツール]メニューを選択し、[送信先]にテストメールを送信するメールアドレスを入力します。

[メールを送信]ボタンをクリックし、テストメールを送信します。

[送信先]で指定したメールアドレスにメールが届いていることを確認します。

下のような画面が表示されれば、メール送信テストは成功です。