コロナの影響が長期化する中での物価上昇で、「もうやっていられない!」とお困りの事業者の方も多いことでしょう。今のままのサービスや商品を継続した方が良いのか、それとも新しい何かを始めた方が良いのか、と迷うこともあると思います。そんなときは、3C分析をしてみましょう。
3C分析とは?
「3C分析」とは、自分の会社やお店が置かれている環境を整理することで、新しい戦略を立てたり計画の修正を行ったりするための、マーケティングの重要な分析方法です。分析する項目は顧客・市場(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の3つです。会社やお店の課題がわかり、どのような価値や魅力をアピールすべきか判断できる、とても効果的な方法ですので、ぜひやってみましょう。
顧客・市場(Customer=カスタマー)
会社やお店を取り巻く市場の規模や動向、あなたの商品・サービスを手に取るお客さんの行動が、コロナ禍などの影響でどう変わったかについて分析します。
競合(Competitor=コンペティター)
同じ市場にいるライバル会社もきっと厳しい状況に置かれ、新規事業を始めたり、場合によっては廃業してしまっていることもあるでしょう。ライバルが始めた新規事業や提供している商品・サービスの詳細を分析します。
自社(Company=カンパニー)
あなたの会社やお店で提供できる商品・サービス、他社との違いや強み、課題について分析します。あなたのサービスや商品は、コロナ禍でも売れそうでしょうか。また、物価高に合わせて値上げするべきか、価格を据え置くか検討します。
【つちや印刷広告舎の場合】
・主に取引をさせていただいている中小企業向けの補助金や助成金がたくさん出ている一方で、うまく活用できている企業様は少ない状況。
・つちや印刷広告舎は持続化補助金などの申請、事業の実施、実績報告などのサポート経験が豊富。
↓ ↓ ↓
中小企業様向けの補助金関連のサービスを更に充実させるための準備中です。小規模事業者持続化補助金をはじめとした、補助金の活用をお考えの事業者様はぜひお問い合わせください。
AI音声付きの広告ムービーはじめました!
チラシ→動画広告のファスト制作 ひろゆき氏のAI音声入りの参考動画
https://youtube.com/shorts/ha_QUehS_kI?feature=share
チラシやホームページから広告用のムービーを作るサービスに、AIによる音声が入れられるようになりました。巷で話題の、ひろゆき氏の音声をAI化した、「おしゃべりひろゆきメーカー」を利用した参考動画を作りました!
詳しくはお問い合わせ下さい。
CoeFont おしゃべりひろゆきメーカー
https://hiroyuki.coefont.cloud/
スノーグラスのECサイトがリニューアルします
現在、スノーグラスのサイトではウィンドウ装飾用ステッカーやSNS用ムービーなどをダウンロード販売しておりますが、この度ショップリニューアルに伴い数日間のメンテナンス作業を実施いたします。メンテナンス中は各ページの閲覧ができなくなります。スノーグラスブログは通常通りご利用いただけます。
〜 イワサキの愚痴っぽいけど編集後記 〜
今回は3C分析について書いてもらいましたが、いかがでしたでしょうか。「コロナ禍・物価上昇のダブルパンチを乗り切るために」というタイトルは、ちょっと仰々しすぎるかとも思いましたが、必ず必要になる分析手法なのでこうしました。
めちゃめちゃ有名な手法なので、ちょっと検索かければ山ほど説明・解説が出てきます。教科書的な解説がほとんどですが。
・顧客/市場調査
googleで検索をかければ業界のレポートが山ほど見つかると思います。「○○業界 市場調査」などで検索を。男女別、年齢別を始め、さまざまなクラスタに分けたグラフ付きの報告が山ほど出てくると思います。より具体的なキーワードで絞り込んで、自社の製品/サービスに関係するものを集めて下さい。
さらに最近では、顧客調査がとってもやりやすくなりました。SNSです。知りたい商品/サービスに # ハッシュタグをくっつけて検索すれば、生の声が簡単に手に入ります。ひと昔前は、プレゼントキャンペーンなど企画して、苦労してアンケートを集めていたものが、一瞬で、只で手に入ります。利用しない手はありません。多くの種類のSNSで調べてみるのがコツです。
・競合
これもSNSによって簡単に情報が入るようになりましたが、これはやはり昔からの手法も地道に。「実際に買ってみる/利用してみる」「見に行ってみる」「問い合わせをしてみる」が王道です。20年も前ですが、量販店でアルバイトをしていたころ、チラシ持って買いに行ってくるミッションを与えられました。粘ってどこまで価格が下がるのか、店員の受け答えや値引きの条件など細かく報告したり。そこまでライバル心むき出しで挑む必要も無いと思いますが、商品を購入してパッケージやリーフレットのチェックや、割引サービス・特典の内容を見るのは必須でしょう。
自社よりちょっと上の会社を具体的に競合と定めてリサーチするのがコツです。文字面から競争するライバルと思いがちですが、共に伸びる仲間企業でかまいません。
・自社
これが一番難しいかもしれませんね。どうしてもバイアスがかかってしまいます。日頃からお付き合いのある親しい企業の担当者や、商工会議所や税理士など相談できる先に聞いてみるのもよいかもしれません。
GoogleビジネスプロフィールやSNSを活用して、顧客のご意見を集めるのも有効です。クレームを考えると気が滅入ってしまいますが、ご意見をいただける窓口を整備しておくのは重要になってきています。(知らないところでSNSに言われるよりは!)
最初は深刻に考えず、井戸端会議の延長の感覚で意見を出し合ってみて下さい。ブレストです。箇条書きで10〜30くらい集まれば大成功。そこからは先は数字をチェックしたり裏を取りながら、具体的にどうするか検討していきます。
コロナ禍も治まりつつありますが、元通り消えてなくなる事もなさそうです。物価高も情勢がどうなっても対応できるように、判断に必要な情報を集めておきたいです。