広告の超重要媒体としてSNSは欠かせません。ほんの数年前ではネットの話かと思われていましたが、今ではローカルビジネスでこそ重要な広告手段となっています。それは経営者も営業担当者も十分わかっていて、だからこそFacebookページやTwitter、Instagramを頑張っているわけです。
さて、そんなお客様集めでFacebookページを運用しているのであれば、インサイトを見たことはあるでしょう。よくわからない?御社のSNS活動が、ビジネスなのか趣味なのか、重要な分かれ道。
少しづつ見ていきましょう。
インサイトでわかる、Facebookページを見てくれているお客様の属性
インサイト → 利用者 を見て下さい。いいねをしてくれたお客様の、性別、年齢、居住地、言語がわかります。複数のFacebookページを管理しているとよく分かるのですが、、、、いくつか披露。
発信者がシニアの男性なページ。男の人が好きそうな、製造の話が多いページです。比較的高価な買い物となるので、決定権が女性にあります。購買年齢は50代が多いので、少し女性向けにアプローチすれば良い結果が出やすいと考えてます。
こちらも男性が多いページ。運用は20代女性です。購買層が圧倒的に男性が多い商材です。若年層のお客様を増やしたい、女性にも受け入れられたい、との明確な目標があります。30代女性からフラットに上がっているのは、そういったアプローチの賜物かと思われます。
逆にこちらは女性の人気が圧倒的です。バラしてしまえばレストランです。食べ物系はやはり女性?投稿者も女性で30代。インスタも併用してます。ただ、狙いたいターゲットは50代なんです。残念ながらほとんど届いていません。上の2例を見ても、”年配者だから使ってる人が少ない”、という考えはもはや当てはまりません。狙いたい層と、投稿手段がすこしズレています。
上の3つのグラフは、全然バラバラの業種のデータです。性別と年齢の分布です。こんなにも違います。
そして重要なことは、あなたのビジネスターゲットと、Facebookページのファンが一致しているかどうか。大抵は一致していません。。。
ページの目的をはっきりさせることが肝心。その上で、誰にアプローチするかを意識する。
そもそも、ページの目的は?どんなターゲットなのか?Facebookページの目的は、そのビジネスにより様々です。
- すでにお客様となっていただいた方に、よりよいサービスを提供し、御社のファン・優良顧客になっていただくために運用している。
- 新しい層のお客様を増やしたい。SNSを良く使う層に情報を届けて、うちのブランド・ビジネスを知ってもらいたい。
どちらを優先するかで、届けるべきターゲットが変わってきますよね。
意識するだけで大きく変わります。変わりました。
元々自らSNSを始めていた経営者様、お客様とのコミュニケートもなれたもので、投稿も楽しく積極的にしています。順調にファンも増えてます。ここに落とし穴。運用している人の趣味・思考で投稿してしまいがちです。お友達、お知り合いが多くなりがちです。
→ Facebookページの運営目的、増やしたい客層を意識しながら投稿を考える必要があります。
インサイトを見ながら伸ばしたい客層を打合せ。そういった客層をマーケティング。Facebookではお手の物。 → ビジネス内容と狙いたい客層を結びつけるネタをリサーチ → 写真等を用意し、簡単なストーリーイメージを説明。 → 運用者がそれらを意識して投稿。
数週単位でインサイトの変化をチェック、担当者と共に考察 → 投稿内容の検討 を繰り返します。
いくつかのお客様のFacebookページの運用を見させていただいた感じで、コツをいくつか。
・やはりターゲットに属するスタッフにやらせるのが手っ取り早い。
・ユーザーの投稿をとにかく観察する。TwitterやInstagram で複数のリサーチアカウントを決めて、フォローすると良いです。
・フォロー返し、いいね返し、コメントへの返信はきっちりとやる。「ありがとうございます。」だけでもやる。電話やその他で済ませていても、改めて返す。
肝心なのは、無理なく続けられる行動計画を立てること。「週1の投稿ならできそう。」「インスタで写真くらいなら」「スタッフ間での持ち回りでやってみよう」つちや印刷広告舎がアドバイスをしながら計画を立て、定期的に調整しながら続けていきます。その間フォーローもしっかりいたします。
インサイト → 利用者で確認できる項目では、他に居住地が重要です。市町村ごとにチェックできます。後日ご説明いたします。少々お待ち下さい。
インサイト:数値チェック、確認のためのツール/ページです。ですが本来の意味ではなく、、
マーケティング用語てきにはコレ、というのも難しく、「潜在欲求」「動向変化」こんなニュアンスでしょうか。要するに、「見込み顧客の動向をチェックするためのツール」を有効的に活用しましょう。というのが今回のお話でした。