スマートフォンのアプリ、どんなものを使っていますか?
つちや印刷では、集客や販売促進のツールとなりうるスマートフォンアプリの研究開発も始めています。

前回は、Googleマップ をつかったアプリを試してみましたが,
今回は、もう一歩踏み込んでGoogleマップ上にKMLファイルを反映してみます。

何が出来るようになるかと言うと、地図情報をアプリとは別にKMLファイルで管理、つまりホームページ上から更新できればアプリのアップデートをいちいちしなくても最新のデータが利用できるようになります。“今日の12時からのキャンペーンに合わせた地図情報”といったものを。

KML(Keyhole Markup Language)ファイルとは
三次元地理空間情報の表示の管理などを目的とした情報をHTMLのようなタグで記述するもので
Google Earthによって広められたXMLファイルの一つです。

開発環境
Xcode:9.2
Swift:4.0.3
macOS:10.13.2
iOS:11.2.5

APIキーの取得手順は前回済ませました。

1. サンプルコードのダウンロード

今回はデモアプリを使用します。

サンプルコード全体については、GitHubSwiftDemoApp をご覧ください。

google-maps-ios-utils-master.zipを解凍します。

1.ターミナルを起動し、cdでgoogle-maps-ios-utils-master\samples\SwiftDemoApp内の.xcodeprojがある階層まで移動します。

2. $ pod installを実行する

3.Xcodeで、2で作成された.xcworkspaceを開きます。

4.Bondle IdentifierとTeam設定をします。

5.AppDelegate.swiftにAPIキーを追加します。
let kMapsAPIKey = "取得したAPIキー"

実行結果

実機(iPad Pro)で表示してみました。

サンプルで使用しているKMLファイルは、KML_Sample.kmlで、アプリ内から読み込んでいますが
外部サーバーからKMLファイルを読み込むことも可能です。

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